子育て世代の関心事と言えば、やはり住環境が大きなウェイトを占めるでしょう。職場への交通アクセスをとるのか、近くの治安を重視するのか、はたまた自然に囲まれた場所にしたいのか、悩みは尽きません。そこで今回は神奈川エリアで子どもを育てるのに最適なエリアをご紹介していきます。
横浜市内地域
神奈川県といえば、「横浜」です。みなとみらいや、横浜駅周辺などをイメージする方が多いでしょうが、実は横浜市内はかなり広いのです。住みたい街ランキングでも上位にくることの多いエリアですから、区毎にかなり子育てへのサポート体制が違ってくるので、注意しましょう。
横浜市青葉区
自然が多く、「都心での子育てはちょっと・・・」と言う家庭にもおすすめです。この立地で都心にもアクセスがすぐ出来る上に遊び場に不自由しない好環境はポイントが高いですよね。子どもを預ける体制が整っているので、子育ての中盤から終盤にかけてもずっとその土地で暮らしていけます。さらに教育への充実度も高く、私立中学校への進学率は横浜市内でも屈指です。
<参考サイト>
https://www.city.yokohama.lg.jp/aoba/kurashi/kosodate_kyoiku/kosodateshien/20111212114941.html
横浜市都筑区
若いファミリー層が多く住む地域で、平均年齢が35歳となっています。まさに子育て世代の真っ只中の人達が暮らす街ですね。港北ニュータウンがある影響もあり、様々な施設が子育て世代むけに整っています。現在進行形で設備を整えているので、これからも成長が期待できる街と言えるのではないでしょうか。以下のような対応策にも力を入れているようです。
- 保育所、横浜保育室の整備、及び幼稚園の誘致
- 幼稚園預かり保育の推進
- 児童・生徒数の増加に合わせた小中学校の整備
- 公共施設や商業施設におけるベビーシートやベビーキープなどの設置の推進
- 空き店舗などを活用した一時託児施設や放課後児童クラブの立ち上げ支援
横浜市港北区
綱島エリアなどの再開発によって、子育てエリアとして注目を浴びている地域です。新しい駅が完成予定だったりもするので、今後街としての発展も見込めます。他の横浜エリアと同じように大きな公園があったり、自然を感じられる場所もたくさんあるので、遊び場所などに困ることはありません。
横浜駅や都内へもすぐにいける交通網が整っているので、共働きの家庭などにも人気のある地域です。
<参考サイト>
https://www.city.yokohama.lg.jp/
武蔵小杉地域
川崎市中原区の武蔵小杉エリアは、現在神奈川県内でも大注目の地域です。再開発により巨大なタワーマンションや商業施設ができていたり、川なども近くにあることから、子育て世代からの支持を集めています。更に住みやすい街ランキングにも名前がよく出るようになっていますから、その実力は折り紙付きです。
武蔵小杉周辺と言えば、少し前の時代は飲み屋などがあり、治安を心配する方もいらっしゃるかもしれませんが、こちらも再開発により完全に解決されている様子です。
<参考サイト>
http://www.city.kawasaki.jp/nakahara/page/0000026499.html
県央地域では厚木市と海老名市に注目
県央エリアにも子育てにぴったりの場所がたくさんあります。中でも今回は厚木市と海老名市についてご紹介します。
厚木地域
厚木エリアは子育てしながら働きやすい都市ランキングにも選ばれている名実共に子育て世代におすすめの街です。認可保育園に入りたい人が入れているか、認可保育園の保育利用枠の今後の増設状況、認可外保育園などの受け皿がどのくらい用意されているか、利用者への助成はあるかなどの、基準を様々に評価された上でのランキング入りです。
海老名地域
海老名には「ららぽーと海老名」を中心に、多種多様な商業施設が集中しており、週末の遊び場には全く困りません。更に、相鉄線、相模線、小田急線と複数の路線が通っているため、横浜や都内への移動もあまり苦になりません。
海老名駅前には学習塾や習い事系の場所も数多くあるので、幅広い年代の子育てにも対応できる地域です。
<参考サイト>
https://www.city.ebina.kanagawa.jp/guide/kosodate/index.html
湘南地域
最後に紹介するのは憧れの街、湘南地域です。海のイメージが強い湘南ですが、山へ行くことも出来るため、自然の中で子育てをしたい家庭にはとてもおすすめです。中でも、藤沢、辻堂エリアに焦点を当てて今回はご紹介します。
藤沢市地域
藤沢、辻堂エリアは未就学児でも遊べる場所がたくさんあったり、自然もありながら暮らしやすい街として特にお母さん達から非常に人気があります。藤沢市の子育て支援やサービスを上手に利用して、必要経費を削減することも可能です。加えて、藤沢市は、かなり充実した子育て支援を受けることが出来る地域です。子育てに伴う給付金制度がしっかりと整備されており、一定の条件をクリア出来れば受給が可能です。出産育児一時金はもちろん、出産手当金、小児医療費助成制度、児童手当・特例給付、育児休業基本給付金などがあるので、自分の状況と照らし合わせて確認をしましょう。
子育てに最適な街で暮らそう
東京都心と比べると、自然の多い神奈川地域での子育てを検討中の方はとても多いのではないでしょうか。土地の値段などを考えてもメリットが大きいでしょうし、子育て世代を大事にしようとしている街がたくさんあることがお分かりいただけたかと思います。単純に制度が整っているということも子育てにおいては重要です。特に1人目の子育ての場合には予期せぬことばかりが起きますから、転ばぬ先の杖という意味でも自治体のサービスなどの恩恵を受ける機会が多いのではないでしょうか。
優先順位を決めて最適な子育て環境の整う街で暮らしましょう。