スマホを持っている女性

「子育て中でも安定した収入を得られる仕事は?」「在宅でも稼げる仕事ってあるの?」と考えている主婦の方必見!今回は、子育てと仕事を両立しやすい在宅ワークを厳選してご紹介します。在宅ワークなら子育てや家事の隙間時間を使って仕事ができるだけではなく、子どもの急な体調不良時にも融通がききやすいですよね。子どもとの時間をしっかりと確保しつつ、安定した収入を得られるマル秘テクニックについてもご紹介します。

収入が激減?子育て主婦を悩ませる金銭事情

外国の紙幣と銀貨

そもそも、子育て中の母親が「稼げる在宅の仕事を探している」という背景には、妊娠〜出産〜子育ての間に勤めていた会社を退職してしまうことが大きな原因となっています。

母親が安心して子育てに集中できていた時代はすでに終わり、現在は「子育て中にいかに稼げるか」が、現在や近い将来に大きな影響力を及ぼすようになります。

育児休業手当をもらっていないママはこんなにいる

育児休業手当は「育児休業給付金」とも言われていて、育児のために会社を休んでいる間も「もらっていた給料の約半額」を受給することができる制度です。 ただ、育児休業手当を受給するためには以下の項目全てを満たしている必要があります。

  • 1歳未満の子どもがいること
  • 雇用保険に加入していること
  • 育休前の2年間で、1ヶ月に11日以上出勤した月が12ヶ月以上あること
  • 育休中に給与の8割を超える収入がないこと
  • 育休中の就業日が1ヶ月に10日を超えないこと
  • 育休が終わってから同じ会社に復帰する予定であること

簡単にまとめると、育児休業手当は「育児が落ち着いたら会社に復帰しますよ!でも、育休中はほとんど働きませんよ!」という場合に受給できる給付金ということ。

育児休業手当を支払うのは勤めている会社ではなく管轄のハローワークからなので、雇用保険に2年以上加入していないと手当を受けることはできません。

また、特に注意してもらいたいのは「会社に復帰する予定」でなければ、育児休業手当は受けられないことがほとんどです。

妊娠をすると、女性の多くは体調不良や今後のライフワークプランのために勤めていた会社を退職するというケースが目立ちます。

厚生労働省の調べによると「働いている女性の約6割が第1子出産前後に離職している」という現状なんだそうですよ。

退職した時点で「会社に復帰する予定がない」とみなされてしまうので、育児休業手当を受給する資格がなくなってしまう場合が大半でしょう。

近年では「子育てしながらできる仕事じゃないよね」「いつまで働く予定?」「妊娠したらみんな退職されるよ」「戻ってくる場所はないよ」などという、妊娠によってのパワーハラスメントを受ける女性も増えています。

いくら自分が「育休明けて復帰したい」と思っていても、会社側が復帰に積極的でなければ、育児休業手当をもらうことは難しいのです。

厚生労働省のデータから見ても、離職せずに働き続けている人は全体の4割ほど。その中にはパートで働いていて育児休業手当を受給する資格を持っていない人もいますよね。

そう考えると、妊娠〜出産〜育児を通して元の職場に復帰し、国からの育児手当を貰っているママはごく一握りの数字だということが伺えます。

意外とお金がかかる乳児期

「育児中に働いていなくても、0歳児はあまりお金がかからないから大丈夫」と思っているママはいませんか?

しかし、0歳児でも粉ミルクや紙オムツ・衣類や小物などの雑費など、何かとお金がかかることも珍しくありません。
確かに0歳児はまだご飯も食べないし、習い事やかかる費用もそれほど多くはないでしょう。
以下に、0歳児の赤ちゃん1ヶ月間にかかる物資の参考例をまとめてみましょう。

  • 紙オムツ2袋 3,000円
  • 粉ミルク3缶 8,000円
  • シャンプーや保湿剤 1,500円
  • 綿棒やおしり拭き 1,000円

(合計 13,500円)

上記でご紹介したのはおおよその金額ですが、粉ミルクで育てている場合は毎月1万円以上の出費になることが多いでしょう。

ただし、完全母乳の場合は粉ミルク代がかからないので、毎月の出費は5,000円未満になる可能性もあります。

乳幼児がいる家庭では、どうしても赤ちゃん中心の生活になってしまうので基本的な生活習慣が乱れがちに。

「赤ちゃんの機嫌が悪くてずっと抱っこしていたので、夕食を惣菜で済ませた」「宅配弁当を頼んでいる」「作るのが面倒で外食が増えた」なんてことも少なくありません。

赤ちゃんが生まれたことによって生活リズムが乱れ、その結果様々な方面の出費が増えてしまうことも実は多いんです!

子育て中の主婦におすすめ!稼げる在宅の仕事4選

赤ちゃんを抱きしめる男の子

「育児休業手当を貰うのも厳しいし、何かとお金もかかるし…」というママたちに人気があるのは、家で子育てしながら安定した収入が得られる在宅ワーク。
ここでは、月3万円以上稼ぐことができる在宅ワークを厳選してみようと思います。

データ入力

在宅ワークの王道は、やはり「データ入力」「タイピング」など事務系のお仕事です。
Office(Excel、Word、PowerPoint)が一般的に使える人であれば、未経験であってもブランクがあっても活躍することができるはず。

気になる時給は1,000〜1,500円の企業が多く、勤務時間はライフスタイルに合わせて決定できるので子育てママに最適です。
1日2時間×週5で働く場合、月に4〜6万円ほどの収入見込みになります。
日中はしっかり子どもと過ごして、お昼寝時や夜にパパッと作業して稼ぐこともできますね。

ハンドメイド作品販売

「ものづくりが好き」というママには、ハンドメイド作品を作って販売するという方法もおすすめです。

最近では、主婦がアクセサリーやイラストを制作してSNS上にUP、その後顧客を掴んで月商100万円以上になる…なんてアメリカン・ドリームも。

「minne」「BASE」など、素人でも出品できるハンドメイド通販ショップを賢く利用してみましょう!
ただし、データ入力とは異なり「必ずお金になる」わけではありません。

材料を購入する経費もかかってくるので、購入者がいない場合は「マイナスになった」なんて最悪の事態にもなりかねません。 「自分のセンスに自信がある」「目先の収入にこだわらない」という人は、ぜひハンドメイド作家を目指してみてはいかがでしょうか?

ライティング

「ランサーズ」「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサービスでは、高単価のライティング案件が充実しています。
ライティングの内容は「美容記事」「恋愛記事」「子育て記事」など様々なので、自分に合ったジャンルの案件を選べばスムーズに執筆することができますよ。

ライティングのお仕事の気になる単価ですが、月収3万円以上を目指すのであれば「1文字0.5円」以上の条件のライティング案件を探すことをおすすめします。
3,000文字の記事を書けば1,500円なので、1日1記事×週5記事=月額3万円です。

慣れない間は3,000文字の記事を仕上げるのに3〜4時間ほどかかるかもしれませんが、文章力のある人やライティングに自信のある人なら1〜2時間で完成することも。

また、実力とともに単価が「1文字1円」「1文字2円」となれば、月額が6〜12万円以上に跳ね上がる可能性も十分にあります。

「できるだけたくさん稼ぎたい!」「今後のスキルアップにつなげたい!」という人は、ぜひライティングのお仕事を始めてみてください。未経験者でもできる案件も多いですので、クラウドソーシングを上手く活用してみて。

ブログの広告収入

自身のブログを立ち上げそこに広告を配置し、広告がクリックされれば自分の収入となって現金が入ってくる方法もあります。

ただ、この方法はブログ開設広告設置までの設定・サーバー管理やドメイン取得などの高度な知識が必要になってくるもの。

ブログ開設後もコンスタントに魅力的な記事を投稿してブログの集客数を伸ばさなければいけないので、何の知識もない主婦が簡単に手を出せる仕事ではないのが現実です。

しかし、一旦軌道に乗ってしまえば「ほとんど何もしなくても毎月数万円〜数十万円」が入ってくるという夢のような話! 本気でブログ収入を得たいのであれば、有料講座などでしっかりと基礎から学ぶのもいいかもしれません。

上手い話には要注意!効率が悪くて稼げない在宅ワークとは?

在宅ワークには様々な種類がありますが、ここでは「あまり稼げない」仕事内容についてまとめてみたいと思います。

  • ポイントサイト
  • アンケートサイト
  • シール貼り

これらの在宅ワークは誰にでもできる敷居の低さが魅力的ですが、とにかく単価が低すぎる点が気になります。
在宅ワークで人気が出ているシール貼りでは、シール1枚を貼って「0.2円〜1円」という驚きの低価格!

1時間に800枚以上のシールを貼らなければ時給800円に届かないので、効率が悪いジャンルの代表格といっても過言ではありません。

「誰でもできる!」「簡単にできる!」と謳われている在宅ワークの中には、こうした低単価の案件が多いということはぜひ覚えておいてくださいね。

子育てと仕事を両立させるコツは?効率よく在宅ワークを進めよう

パソコンを使っている女性

家で育児をしながら仕事をすることは、考えているよりもずっと大変なこと。
「子どもと一緒にお昼寝をしてしまった」「子どもがうるさくて仕事に集中できない」など、在宅ワークならではの悩みも尽きません。 そこでここでは、子育てと仕事を両立しやすくするアイデアをご紹介します。

細切れで仕事をする

「まとまった時間ができたら仕事をしよう!」と思っていると、いつになっても仕事に取り掛かることができないものです。
在宅ワークの効率を良くするためには、ぜひ「細切れ」で仕事を進めるように心がけてみてください。

  • 子どもがおやつを食べている15分間
  • TVを観ている20分間
  • 機嫌よく1人遊びしている隙に

などなど、15〜20分間隔で仕事に取り掛かるくせをつけていきましょう。
初めは上手くいきにくいのですが、慣れてくると仕事と子育ての切り替えもサッと早くできるようになりますよ。

子どものお昼寝中や就寝後の時間を有効に活用する

子育てと仕事を上手に両立させるためには、細切れ時間だけではなくて「がっつり集中して取り組む時間」も必要です。

お昼寝の1時間や子どもが就寝した後の2〜3時間を有効に活用することで、月額3万円以上の収入が可能になるでしょう。 お昼寝をさせたり早く寝る習慣をつければ、子どもの健やかな育ちのためにも大いに役立ってくれるはずですよ。

仕事より子どもの要求を優先させる

ママが仕事を始めると「子どもが邪魔をしてくる…」「ぐずりだす」といった場合もありますが、それはママが仕事ばかりに気を取られていることで子どもがさみしい思いをしているから。そんな時は一旦手を止めて、子どもを受け入れてあげてください。

「ママはしっかりと自分の話を聞いてくれる!」と子どもに感じてもらうことができれば、子どもはわざとぐずったり邪魔してきたりすることはないでしょう。
「30分だけお仕事させてね」などといったままの要求も、ずっと通りやすくなるはずですよ。

在宅ワークなら子育て中の隙間時間を使って稼げる!

木製のHOMEの置物

いかがでしたか?在宅ワークなら、育児中でもやり方次第ではサラリーマンと同じくらいの収入を得ることも不可能ではありません。隙間時間を有効に活用し、お小遣い稼ぎを始めてみませんか?

 

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